シカゴ近郊生活と米国株

会社の辞令にて2019年夏からシカゴ近郊での生活を始めました。仕事や旅行で訪れるアメリカの様々な観光地やレストランについて書いていきます。また知識もなく分析等に時間をかけない私でも米国株で儲けることができるのか実証実験をしています。具体的な銘柄をもとに日々の株価変動について書いていきます。

日本食(和食)レストラン紹介します。ケンタッキー・Umami Sushi、インディアナ・平成HEISEI

世界で人気が増している日本食アメリカでも例外なく人気です。

アメリカの各街には、必ず数件日本食レストランがあります。

 

しかしながら実際に行ってみると、なんかちょっと違うなというレストランもあります。

 

しかし逆に日本にあっても美味しい部類に入るくらい美味しいレストランもあります。

 

中西部を中心に色々な街に行き、その街にある日本食レストランでご飯食べさせて頂いています。いくつか紹介していきます。

 

Umami Sushi

Website

https://www.umamisushi.net/

ケンタッキー州のBirdstownという街にあります。

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ルイビルから少し南に降りて、少しレキシントン(東)の方に行ったところです。

Google Mapで近くの日本食レストランを探していたところ、かなりの高得点を取っているレストランを見つけました。それがUmami Sushiです。

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お店の入り口です。

レストランの入り口はいかにもアメリカンです。Umami Sushi(うま味寿司)と名乗っておきながら、和の雰囲気を一切排除しています。少しも和風に寄せる気を感じさせないところが逆に開き直っていて気持ちいいですね。

 

味は外見とは関係ないと自分に言い聞かせながら中に入りました。

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エントランススペースです。

入り口ドアを開けたスペースにはクリスマスシーズンなのでツリーが飾ってありました。内装はまあまあ和風になっています。なのでツリーとボードに書かれた英語に違和感を感じますね。

 

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和風のカウンターがあり、その中には海鮮のネタが置かれています。

レストラン内は二つの大きなスペースに分かれており、片方は鉄板焼きの周りがカウンターになっているスタイルの部屋で、もう一つの部屋は写真にある通り、和風のカウンターがありその周りにテーブルが置かれているスタイルです。

 

和風のカウンターは刺身の船盛り用の船まであり、和の雰囲気がとてもいい感じに出ています。しかしながらアメリカの報道番組とスポーツ中継を映しているテレビが二つもあります。これはアメリカ感を出す度100のアイテムですので、当然違和感があります。和風カウンターは和風の中でも攻めのアイテムで、スポーツ中継テレビもアメリカン界では攻めのアイテムだと思います。それゆえ変に融合して何の雰囲気かわからないという状況にはなく、アメリカと日本の二つが同じ空間にはっきり存在していると言えますね。

 

肝心なのはメニューです。Websiteから引用します。

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私もその種類の多さに驚きましたが、しっかり、肉料理、魚料理、一品物も麺類やご飯ものまで豊富に日本食が取り揃えられています。

 

何をオーダーしようかとても迷いましたが、和風のカウンターに海鮮ネタが揃っているのを見て、ちらし寿司と焼き鳥をオーダーしました。

 

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ちらし寿司

ちらし寿司です。日本ではまず見ないのがネタとしてのっていますね。かにかまです。

かにかまは日本でもスーパーで売っている普通のかにかまです。

 

これを見た時に思い出したのですが、以前仕事で約一ヶ月くらいタイのバンコクに滞在していた時、寿司ネタでかにかまの握りが出てきました。タイでは最も人気のある寿司ネタの一つと紹介されて、寿司はもはや日本人のものだけでなく世界における人気者なんだと感じました。その国で売れるために、キャラ変することは必要なことだし、何も悪いことではないと思いました。

 

ブリとエビとサーモンはもともと日本でも輸入物を使っているので、日本で食べるものと遜色なく美味しかったです。サーモンはアラスカンサーモンで、回転すしではオーロラサーモンと呼ばれる少し高めの(100円寿司では食べられない)ものですので、適度に脂がのっていてとても美味しかったです。

 

次は右のほうにある真っ白い魚です。これアメリカではホワイトツナという名前で呼ばれる魚ですが、日本では見たこともありません。なぜかというと日本では食用として市場に流通されるのが禁止されている魚なのです!その理由は人間の身体では消化できない成分が含まれている、つまり人間にとって有害と判断されているからなのです!!

 

この魚の正式名称はアブラコソムツらしいです。私もこのちらし寿司を食べた当時はその事実を知らなかったので普通に食べました。適度に脂がのっていて美味しいのです。ただ調べてみるとその脂が、ろうそくのろうに近い成分で人間の身体では消化できないとのこと。今私のおなかの中にはべったべたのろうみたいな脂が溜まっています。どうりで最近おなかの調子が悪いわけですね。

 

ただ小さい時チューインガムの二噛み目がおいしすぎてよく飲み込んでいたので、それもおなかの中に蓄積している可能性はあります。

 

アブラコソムツの話に戻りますが、そんな食べ物世の中にあっていいの・・?という感想でした。おそらく外国ではあまり生の魚を食べないので、大きな問題になっていないのかもしれませんが、生魚大好きな日本人では過去問題が発生していますね。気になる方は調べてみてください。

 

赤身は脂が一切なく、色は白めでしたのでビンチョウマグロかメバチマグロだと思います。

 

値段は$17.95です。このネタに対してこの値段は高いなと私は感じました。

 

続いて焼き鳥です。

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違和感を感じる一番の原因は肉を下から優しく藁のように支えているキャベツですね。美味しく見える日本の焼き鳥は渋めの皿にポンと焼き鳥だけが置かれていますよね。

 

肉はとてもさっぱりしていたので胸肉と推測します。柔らかかったです。味付けの甘辛ソースも美味しいのですが、焼き鳥というより鶏むね肉のソテーですので、もっと別の相性の良いソースがあるような気がします。値段は$3.95なのでこれも高く感じます。アメリカにおいて日本食は少し高級というイメージもあるようなので、ちょっと奮発するときに来るのかもしれませんね。

 

色々言いましたが、和の雰囲気を少なからず感じることができ、しょうゆ味も堪能できたので、満足です。

 

店員さんは八割中国の方で、魚をさばいていたのは、中国ではないもののアジア出身の方だと見受けられました。

 

客の入りは非常に良く、常に席は8割以上埋まっていました。もともと黒人が少ない地域ですので、アメリカ人の白人の方が半分以上で、残りがアジア系の方でした。

 

また近くに行ったら別の料理を食べてみたいと思います。

 

平成 HEISEI 

Website

https://www.heiseirestaurant.com/

インディアナ州のLafayetteという街にあります。

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Indianapolisの北西に位置します。

このレストランは私が勤める会社の親会社が経営しているレストランです。

 

今や時代は平成を終え令和ですが、令和が終わっても、令和の後の時代が終わっても、平成レストランは存在して平成の時代を思い出させてくれるような老舗名店になってほしいです。

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お店の入り口です。

これで名前と雰囲気で日本食レストランでないはずないですね。

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店内の雰囲気①

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店内の雰囲気②

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店内の雰囲気③

店内は完全に和風ですが、空間を広々と使っているところとテナントの壁や床の素材に、なんとなく少しアメリカ感を感じますね。

 

店主は日本人の方で、日本で修行経験もあるので、味は間違いありません。

この日はランチで天ぷら定職をオーダーしました。

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写真でわかる方もいると思いますが、衣がサックサクでエビはプリップリです。

味は日本にあってもかなり上位に食い込むレベルだと個人的には思います。

値段は$12.99。アメリカでは普通のファストフードでも一食分で$10くらい軽くいってしまうので、それを考えるととてもリーズナブルに感じる値段設定です。

 

平成レストランでは一品料理から、麺類、ご飯もの、あらゆるものを食べる事ができます。Full MenuがWebsite内にありますので、ご興味ある方はぜひ見てみてください。

 

これからも各地の日本食レストランを訪問してみたいと思います。